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大阪万博ハンガリー館で香り空間演出 — “森の空気”が没入型ブランド体験に
2025.10.20
大阪・関西万博ハンガリー館にて、セントカンパニーが設計した香り空間演出が展開されていました。
来場者の五感に訴えかける没入型体験として、ブランド体験設計と香り演出の融合が注目を集めていました。
ハンガリーの森をテーマにした香り空間
今回の香りは、「ハンガリーの深い森の空気を思わせる、みずみずしくも清涼感あふれる香り」というテーマのもとに設計されました。
原料にスズランは使用されていないものの、その印象は来場者の感性に寄り添い、「スズランの香り」と認知されるほどの繊細な調香が施されていました。
香りが何を想起させるかは、個人の記憶や文化的背景によって異なります。今回の演出は、まさにその“感性の余白”に語りかける設計となっており、
香りが記号として機能することで、空間体験に深みを与えました。
ブランド哲学と技術の融合
セントカンパニーは、国際基準(IFRA)に準拠した品質管理と、詩的かつ具体的な言語設計を融合させることで、
「持続可能な香りデザイン」「ブランド哲学と技術の両立」「感性と品質管理の融合」といった価値を体現しています。
香りが語るのは、ブランドの思想ではなく、来場者自身の記憶と感性。その一致こそが、哲学のかたちです。
大阪万博という国際舞台で、香りが語るブランドの物語。その余韻は、来場者の記憶に深く刻まれたことでしょう。
関連プロジェクト
2025年日本国際博覧会(Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan)ハンガリー館 香り空間演出
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